南 京 审 计 大 学 改 造 NJ audit univ. renovation






TARGET
南京市中心部、南京地下鉄2号線莫愁湖駅から西に約500mの場所にある、「南京审计大学校舎」跡地を14万平米のオフィスコンプレックスへコンバージョンする計画。
南京审计大学の名残を概念的にも空間的にも残すこと、また、大学という単一のプログラムで構成された敷地を、オフィスや商業、住宅が混在する多様なプログラムで構成された場所に相応しい空間へ更新することが求められた。
SOLUTION
オフィスと大学、異なる2つの機能に共通する要素として「学(Study / Input)、創(Create / Output)、休(Relax / Communication)」というキーワードを抽出し、デザインのコンセプトとした。また、南京审计大学の遺構を敷地のアイストップとなる場所に点在させ、あらゆるビューの先に大学の遺構が見えるマスタープランの構成とした。また、広大な敷地を、学ゾーン、創ゾーン、休ゾーンの3ゾーンに区分けし、オフィス空間に適したスケールへ落とした。また、3つのゾーンを繋ぐペデストリアンデッキ動線を設け、歩行者と車の動線を分割し、敷地内をぐるりと巡る回遊性を創出した。
RESULT
大学という文化的価値のある場所をつかったコンバージョンにおいてPlay Work Liveのアクティビティが混在した新しいオフィスコンプレックスの概念を創出するとともに、敷地や建物の持つ機能を変換し地域へ価値の再生を図った。
GFA : 120,000㎡
Location : Nanjing , China
Design Team : Takashi Abei , How Zhang , Yun Zhang